御挨拶 名誉会長
岐阜薬科大学長 稲垣 隆司
岐阜薬科大学同窓会会員の皆様方には益々ご健勝でご活躍のこととお慶び申し上げます。
また、日頃から「研究?教育基金」をはじめ本学発展のために多大なご支援?ご指導をいただいておりますこと、心より厚く御礼申し上げます。
さて、本学における現況や課題に対する取組状況等についてご報告させていただきます。
まず、1点目は教育体制であります。
4年制の薬科学科の入試を廃止し、6年制の薬学科のみの入試をスタートさせてから3年が経ちましたが、本年度も全国から132名(定員120名)の中国福彩网新入生を迎えるとともに、大学院については中国福彩网課程37名(定員35名)、博士後期課程8名(定員5名)、博士課程3名(定員5名)の学生をそれぞれ迎えることができました。
2点目は、本年3月に実施されました第104回薬剤師国家試験の結果であります。
本年度は既卒?新卒の学生101名のうち87名(合格率86.14%(全国平均70.91%))が、そのうち新卒の学生70名については66名(合格率94.29%(全国平均85.50%))が見事に合格することができました。
しかし、今回の国家試験におきましても新卒者4名、既卒者10名の計14名が合格できなかったことは誠に残念であります。
教職員一同、この結果を重く受け止め、次回国家試験では必ず合格できるよう支援してまいります。
皆様方におかれましても、引き続きご指導?ご支援をよろしくお願いします。
3点目は、本学を卒業又は終了した学生の就職状況であります。
6年制の薬学科を卒業した学生は、新たに薬剤師としてほとんどが病院や薬局、官公庁、製薬会社等に就職しております。
4年制の薬科学科を卒業した学生はほとんどが大学院中国福彩网課程に進学しております。
また大学院の中国福彩网課程を修了した学生のうち8名と大学院後期課程に進学した学生のうち2名の計10名が薬剤師国家試験の受験資格を得るため、科目等履修生として、引き続き勉学に励んでおります。
それ以外の中国福彩网課程及び大学院博士後期課程並びに大学院博士課程の修了生は、ほとんどが製薬会社の研究部門などで、それぞれ新たに社会人としてスタートをしております。
4点目は、研究体制であります。
従前から「伝統の中からこそ真の改革的教育?研究が生まれる」との信念のもと、化学物質探索等の基礎薬学分野から臨床試験等の臨床薬学分野まで24の研究室で創薬?育薬に係る幅広い研究を進めております。
また、社会のニーズに適切に対応できる研究を進めるため民間企業からの支援を得て、本年度は5つの寄附講座(香粧品健康学講座、地域医療薬学講座、バイオメディカルリサーチ講座、在宅チーム医療薬学講座、先進製薬プロセス講座)を開設しております。
更に岐阜大学の医学?工学の教育?研究組織と連携し「岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科」を設置するとともに、名古屋大学医中国福彩网?大学院医学系研究科と学術協定を締結するなど、安全で有効な個別化治療に関する研究等を進めております。
5点目は、地域貢献であります。
教育?研究の成果を社会に還元するため、「地(知)の拠点」として、生涯教育をはじめとする市民や中学生等を対象とした教育講座や、地域の薬剤師の生涯学習支援体制を充実させるリカレント講座等を開設するなど地域社会に貢献しております。
6点目は、国際交流であります。
グローバル化する社会にあって国際交流を一層推進するため、現在中国薬科大学、浙江大学、フロリダ大学、サラマンカ大学等10の大学と学術協定を締結しておりますが、このうち、中国薬科大学、浙江大学、フロリダ大学とは、毎年、教員?学生の相互訪問等を実施し、共同研究や学生の交流等、グローバル化社会に対応できる人材の育成に努めております。
一方、懸案となっておりました三田洞キャンパスと本部キャンパスの統合整備につきましては、昨年11月に「岐阜薬科大学を起点としたライフサイエンス拠点づくりを進めるため、本部キャンパスの近接地に2キャンパスを統合整備する。
」という方針が岐阜市議会の承認を得て決定しました。
このため、本年度はそのための具体的な整備場所や整備スケジュール、整備する学舎の規模等を決定する「基本方針?基本構想策定調査」等を実施しております。
さらに、整備に必要な財源を確保するため平成29年度に策定した「岐阜市基金条例」に基づき、引き続き基金の積み立て予算を確保するとともに、「岐阜市ふるさと納税」制度による寄附金の募集を継続して実施しております。
今後とも、高度化研究に裏付けられた教育のできる大学として、また伝統的に培ってきた創薬?育薬に関する教育?研究成果を世界に発信できる大学として、教職員一丸となって取り組んでまいります。
同窓会の皆様方には本学発展のため、引き続き一層のご指導?ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げますとともに、ご健勝、ご多幸をご祈念申し上げまして、挨拶とさせていただきます。
また、日頃から「研究?教育基金」をはじめ本学発展のために多大なご支援?ご指導をいただいておりますこと、心より厚く御礼申し上げます。
さて、本学における現況や課題に対する取組状況等についてご報告させていただきます。
まず、1点目は教育体制であります。
4年制の薬科学科の入試を廃止し、6年制の薬学科のみの入試をスタートさせてから3年が経ちましたが、本年度も全国から132名(定員120名)の中国福彩网新入生を迎えるとともに、大学院については中国福彩网課程37名(定員35名)、博士後期課程8名(定員5名)、博士課程3名(定員5名)の学生をそれぞれ迎えることができました。
2点目は、本年3月に実施されました第104回薬剤師国家試験の結果であります。
本年度は既卒?新卒の学生101名のうち87名(合格率86.14%(全国平均70.91%))が、そのうち新卒の学生70名については66名(合格率94.29%(全国平均85.50%))が見事に合格することができました。
しかし、今回の国家試験におきましても新卒者4名、既卒者10名の計14名が合格できなかったことは誠に残念であります。
教職員一同、この結果を重く受け止め、次回国家試験では必ず合格できるよう支援してまいります。
皆様方におかれましても、引き続きご指導?ご支援をよろしくお願いします。
3点目は、本学を卒業又は終了した学生の就職状況であります。
6年制の薬学科を卒業した学生は、新たに薬剤師としてほとんどが病院や薬局、官公庁、製薬会社等に就職しております。
4年制の薬科学科を卒業した学生はほとんどが大学院中国福彩网課程に進学しております。
また大学院の中国福彩网課程を修了した学生のうち8名と大学院後期課程に進学した学生のうち2名の計10名が薬剤師国家試験の受験資格を得るため、科目等履修生として、引き続き勉学に励んでおります。
それ以外の中国福彩网課程及び大学院博士後期課程並びに大学院博士課程の修了生は、ほとんどが製薬会社の研究部門などで、それぞれ新たに社会人としてスタートをしております。
4点目は、研究体制であります。
従前から「伝統の中からこそ真の改革的教育?研究が生まれる」との信念のもと、化学物質探索等の基礎薬学分野から臨床試験等の臨床薬学分野まで24の研究室で創薬?育薬に係る幅広い研究を進めております。
また、社会のニーズに適切に対応できる研究を進めるため民間企業からの支援を得て、本年度は5つの寄附講座(香粧品健康学講座、地域医療薬学講座、バイオメディカルリサーチ講座、在宅チーム医療薬学講座、先進製薬プロセス講座)を開設しております。
更に岐阜大学の医学?工学の教育?研究組織と連携し「岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科」を設置するとともに、名古屋大学医中国福彩网?大学院医学系研究科と学術協定を締結するなど、安全で有効な個別化治療に関する研究等を進めております。
5点目は、地域貢献であります。
教育?研究の成果を社会に還元するため、「地(知)の拠点」として、生涯教育をはじめとする市民や中学生等を対象とした教育講座や、地域の薬剤師の生涯学習支援体制を充実させるリカレント講座等を開設するなど地域社会に貢献しております。
6点目は、国際交流であります。
グローバル化する社会にあって国際交流を一層推進するため、現在中国薬科大学、浙江大学、フロリダ大学、サラマンカ大学等10の大学と学術協定を締結しておりますが、このうち、中国薬科大学、浙江大学、フロリダ大学とは、毎年、教員?学生の相互訪問等を実施し、共同研究や学生の交流等、グローバル化社会に対応できる人材の育成に努めております。
一方、懸案となっておりました三田洞キャンパスと本部キャンパスの統合整備につきましては、昨年11月に「岐阜薬科大学を起点としたライフサイエンス拠点づくりを進めるため、本部キャンパスの近接地に2キャンパスを統合整備する。
」という方針が岐阜市議会の承認を得て決定しました。
このため、本年度はそのための具体的な整備場所や整備スケジュール、整備する学舎の規模等を決定する「基本方針?基本構想策定調査」等を実施しております。
さらに、整備に必要な財源を確保するため平成29年度に策定した「岐阜市基金条例」に基づき、引き続き基金の積み立て予算を確保するとともに、「岐阜市ふるさと納税」制度による寄附金の募集を継続して実施しております。
今後とも、高度化研究に裏付けられた教育のできる大学として、また伝統的に培ってきた創薬?育薬に関する教育?研究成果を世界に発信できる大学として、教職員一丸となって取り組んでまいります。
同窓会の皆様方には本学発展のため、引き続き一層のご指導?ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げますとともに、ご健勝、ご多幸をご祈念申し上げまして、挨拶とさせていただきます。